解説ガイド · 第4号様式

延実在車両数・延実働車両数の計算方法(記入例つき)

最終更新: 2026年7月 / 根拠: 国土交通省 自動車輸送統計 用語の定義、貨物自動車運送事業報告規則 別記第4号様式

事業実績報告書(第4号様式)で最もつまずきやすいのが「延実在車両数」「延実働車両数」の欄です。 単位が台数ではなく「日車」(=台数×日数)である点が混乱のもと。 この記事では国土交通省の統計用語の定義に基づき、計算手順を具体例で解説します。

定義(国土交通省 自動車輸送統計の用語)

用語定義計算
延実在車両数調査期間中に自動車が延日数にして何両あったか。動く・動かないに関係なく、在籍していれば数えるΣ 各車両の在籍日数
延実働車両数期間中に貨物輸送のため走行した自動車が延日数にして何両あったかΣ 各車両の稼働日数
実働率在籍のうち実際に働いた割合延実働 ÷ 延実在 × 100(%)

ポイントは2つ。①修理中・車検中・休車でも「在籍」には数える(延実在に含む)。 ②延実働に数えるのは実際に貨物輸送のため走行した日だけ(1日に何運行しても、その日1台は「1日車」)。

計算手順(3ステップ)

  1. 車両ごとに在籍日数を出す … 対象期間(前年4/1〜当年3/31)のうち、その車両が登録されていた日数。期中の増車・減車はその日で区切る。
  2. 車両ごとに稼働日数を出す … 運転日報・運行記録から、貨物輸送のため走行した日数を数える。
  3. 全車両分を合計する … 在籍日数の合計=延実在車両数、稼働日数の合計=延実働車両数。

記入例:期中に増車・減車があった3台の会社

車両在籍状況在籍日数稼働日数
A通年在籍(4/1〜3/31)365240
B10月1日に増車(10/1〜3/31)182120
C6月30日に減車(4/1〜6/30)9160
合計638420

※在籍日数の数え方: 車両Bの10/1〜3/31は 31+30+31+31+28+31=182日(平年)。うるう年は2月が29日になるため1日増えます。

よくある間違い

この集計、自動でできます

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出典(一次情報)

※本記事は一般的な解説です。最終的な記載方法は所轄運輸支局の記入要領をご確認ください。